こんにちは。ゴキブリ駆除業者のゴキプロです。
※この記事にゴキブリの画像・映像はありません
ゴキブリ駆除の仕事は飲食店と一般住宅がありますが、一般住宅の場合、玄関は必ずチェックしますので、今回は玄関のゴキブリ対策についてです。
網戸と同じく正面から見ると止まっているように見えますが、意外と隙間はあります。
チェック・対策とも難しくはありませんので、一度見てみてください!
玄関のドア
玄関は、玄関のドアがサッシにピタっとくっついていると、ドアを閉めてるときはゴキブリに侵入されることはありませんが、隙間があると普通に入られてしまいます。
特に戸建て・1階・2階の方はしっかりとチェックしたいですね!
ドアの隙間のチェック方法
その隙間チェックですが目視で確認しようと思っても、頭蓋骨が邪魔で確認しにくいです。
ちなみに昼間、外が明るい時間帯に玄関を閉めて隙間から光を確認できるようだと、チェックするまでもなくアウト!
では微妙な感じの場合のチェック方法ですが、スマートフォンのカメラが便利です。
スマホのカメラアプリを立ち上げライトをオン。
そのカメラのレンズを下に玄関のドアに立てかけ、その体勢ができたら少しだけドアを開けます。
サッシのステンレスが光ってるのが見えますね。
この光を確認できたら、少しずつドアを閉めていき、、
この状態だと光が見えているのでアウト!
ピタっと光が消えれば、まず大丈夫です。
経年劣化で一部だけ歪んでるなんてのは珍しくないので、上下左右の4面しっかりとチェックしたいですね!
ドアの隙間の対策
そして隙間が見つかった場合、野生のゴキブリに対してノーガードな状態なので、対策が必要となります
物理的に止まっていれば何でもいいのですが、隙間テープがお手軽でオススメです。
100均のやつで全然大丈夫ですので、スポンジに両面テープがついてる物を用意してください。
好みの色の隙間テープを買ったら貼っていくわけですが、理想はサッシ側に貼って挟んでしまうことですが、これをやると、例えば下だけ開いてる場合、下の隙間に貼ると左右の下の方が浮いてきて、新しい隙間ができてしまうことが結構あります。
貼ってみて他の面が浮いてこなかったら、それでオッケーなのですが、浮いてくるようだとそっちも止めないといけなくなります。
そして結局上下左右全面貼らないといけないこととなり、こうなるとまずドアは閉まりません。
なので、簡単でオススメなのは、ドアに貼ってしまうこと。サッシにピッタリ当たる箇所に少しずつ貼っていくのです。
断面で見るとこのように止めるイメージです。
挟むのに比べると若干弱いですがちゃんと止めてくれますよ。
見た目が気になるという方も居ると思いますが、そこは虫キライな自分と、オシャレさんな自分とのバランスとなりますね。
ただし賃貸の場合、たまに細かいことを言ってくるオーナーも居ます。剥がしてペンキが剥がれてしまいそうな築年数のドアの場合は気をつけて貼ってください。
ペンキ代を請求される可能性もありますので、心配なら管理会社・大家に許可を取っておいた方が無難です。
ポスト
玄関の対策なので、玄関のドアに付いているポストについても触れておきます。
これも侵入経路となり得ます。
よっぽど古くない限り基本的に隙間はないのですが、問題はポスティングなんですよね、、
ポスティングのバイトの人は、広告が目立つよう半刺しにするように指導されています。
こんなの防虫的には最悪ですよね、、
玄関のドアにポストが付いているのは、マンションやアパートに多いですが、集合ポストがある場合はテープで止めてしまえば問題なしです。
検針票や不在届けなんかは、玄関に投函されることが多いですが
「下のポストを封鎖して上まで持ってきて」
というのは失礼かもしれませんが
「玄関のポストを封鎖して下のポストに入れてね」
というのは、帰り道だからそんなに迷惑ではないでしょう。
管理会社によっては禁止されていますが、ステンレスに貼るので注意されたら剥がせばいいだけです。
ペンキが剥がれそうなタイプのドアは、マスキングテープとか粘着が弱い物が無難ですね。
問題なのは、集合ポストがなく、玄関のドアのポストだけが受口となっている場合。
これはテープで貼ってしまうと、郵便物が一切届かなくなるのでそれは無理ですよね。
外置きのポストを別で購入してテープで封鎖してしまうのも手なのですが、セキュリティ的に不安が残る。
この場合は万全の対策はできなくなってしまいますが、少しでも改善に期待できる方法はあります。
ポストの入口に「チラシは奥まで押し込んでください」
的なメッセージを貼っておくことです。
その手の意志を伝えるシールも売っています。
完全に応えてくれることはないでしょうが、ポスティングの人も人の子。
半刺しイヤなんだな、、、
と思って奥まで入れてくれる率は、劇的に上がりますので、是非試してみてください!
カマチの下
そして玄関編の最後はカマチの下です。新し目の物件ではあまり見られませんが、靴を脱ぐところから床面までの段差が高めのところは要注意!
下から覗き込むと穴が開いている場合がありますので、ここはテープでもパテでもいいのでしっかりと封鎖してください。
まとめ
玄関のチェック・対策について書いてみました。
1階・2階・戸建ての人は、玄関はかなりあぶないのでチェックしてみてください!