こんにちは。ゴキブリ駆除業者のゴキプロです。都内&近郊で日々奮闘中です。
ゴキブリに限らず虫全般に言えることですが、部屋の中に虫に入られたくないけど、やめたくない生活習慣は多くあります。
極端な話、水槽のように四方を水も通さないように密閉された空間に住んでいれば、100%虫に入られることはありませんが、私たちは人間なのでインフラは必要ですし人間らしい生活をしたいと思います。
しかし、人間らしい生活をしようと思えば思うほど、ゴキブリを含めた虫たちに隙を与えることになります。
人間らしい生活=自然と遮断されていない生活と言えますからね。
その中でも代表的なものを3つ挙げてみたいと思います!
ガーデニング・プランター
花や植物に囲まれた生活、いいですよね。。
しかし庭で行うガーデニング・ベランダや共用廊下にプランター。これらは本当に危ないです。自分で虫を寄せ付けているようなものです。
花を育てるということは、そこには
注意ポイント
⚫︎土があり
⚫︎豊富な栄養を与え
⚫︎常に水を与える
ということになります。
更には隠れる隙間も多く、ゴキブリを含めて虫にとっては天国を作ってくれているようなものなのです。
高層階の廊下やルーフバルコニーでゴキブリが繁殖してしまったなんて場合は、プランターを複数置かれているところがほとんどです。
虫嫌いの自分と花好きな自分。どちらが大切か、バランスを取りながら。本当に虫が嫌いなら花に囲まれた生活は諦めるのが無難となってしまいます。
換気
真夏の暑い時期は、さすがに窓を閉め切ってエアコンをつけっぱなしの人も多いと思いますが、5月や6月、10月といった良い季節の換気は気持ちいいですよね。
しかし、網戸というのは意外と罠が多いのです。
正面から見るとしっかり止めてくれているように見えますが、虫止めがすり減っていたり、構造上上と下にはほぼ隙間があったり、左右の使い方を間違えていたりと、とにかく隙間が多いです。
出窓ならテープで止めてしまえば100%入られませんが、ベランダに出る窓は、開け閉めもあるので完全に止めることはできません。
また、頻繁に出入りする窓は、開閉の頻度も高いので虫止めがすり減っていることも多いですね。
ガラスの窓は隙間があると雨が入ってきますので、隙間があることはほとんどありませんが(たまに上がスカスカの窓も...風を感じたらピンチです)、網戸での換気は本当に注意が必要なのです。
これも、換気好きな自分と虫嫌いな自分。どこまで許容できるかのバランス次第となってきます。
洗濯物の外干し
洗濯物を陽当りの良いところで外干しにする
カラッと乾いて気持ちいいですよね。
しかし、外に物を置いておくということは、虫が付いてくる可能性がかなり上がるということになります。虫が嫌いな人は、せめて暖かい季節だけでも部屋干しか乾燥機がおすすめですね。
どうしても外干しをしたいなら、洗濯物を1枚ずつはたきながら確認しするくらいはしないと、常にノーガードだ!
くらいの意識は持っておかないと非常に危険です。
洗濯物を部屋に取り込む時は、窓を開けっ放しにして取り込むことが多い。というのも、危険な要素となります。
かなり前ですが、庭付き戸建てに住んでいるお客様で、庭には立派なガーデニング。その目の前には物干し竿......というかたがおられました。
たっぷりの栄養と水を与えた立派なガーデニングで、腐葉土特有の匂いとじっとり湿った空気。花を大切に育てられてるのはよくよく伝わるのですが、虫の天国が構築されていて、その目の前では洗濯物がひらひらと。
ガーデニング+外干しのダブル危険な状況で、ガーデニングの危険性と外干しの危険性は、切々とお伝えしたのですが、次の日...
「洗濯物を取り込んだらゴキブリが落ちてきました...」と、連絡をいただき
「き、気を付けてください」と答えるしかできないこともありました。
こればっかりは駆除業者でもどうしょうもありません、、
まとめ
このように、自然と触れ合いの多い生活習慣ほど虫に対しておおらかになってしまうのは間違いないのです。
防虫というのは、自分の求める生活と虫嫌いの自分と、その狭間での取捨選択にかかってくるとも言えます。
なにがあっても虫に入られたくない人は、このような生活に対して見直しを。どうしても自然を捨てられない人は、多少は虫に入られる覚悟を。
虫嫌いな自分と理想の生活で、バランスを取っていくしかないかなと思います。極端に虫が嫌いな人は、その辺徹底するのがスタートラインだと思いますので、見直せるところは見直して、虫のストレスのない生活を目指してほしいと思います!