都内のゴキブリ駆除業者ゴキプロです。
ゴキブリ駆除日記シリーズ。
今回は6階のお部屋でまさかの、、です。
ゴキブリが出やすい階数【1000件のデータ】1階?2階?高層階は出にくいのか?で書いたように、ゴキブリ駆除のご依頼というのはやはり1階2階が圧倒的に多く、上の階になるほど減っていきます。
階数別データを見ていただくとわかりますように、6階ともなると、だいたいは紛れ込んでしまった1匹のゴキブリというケースがほとんどなのですが、、
今回の依頼は「大きなゴキブリを1匹見た」系のご依頼で、入居から4ヶ月目にして初めてゴキブリが出たので駆除してほしい。とのことでした。
※この記事にG画像はありませんが、タブで隠して水回り裏の画像があります。
もちろんゴキブリが1匹だけだろうが、ゴキブリの巣窟になっていようが全力で施工させていただきますが、やはり1匹だけ見たのパターンは巣なんてできていないことが多く、若干身構えずに行くのも確かだったりします。
特にこのお宅は6階ということもあり、完全にイレギュラーだろうと、タカをくくって向かいました。
イレギュラーというのは、玄関を開けた隙に入られたり、宅配便に付いてきてしまったりといったパターンのことで、繁殖はしていないが突発的に侵入されてしまったパターンですね。
到着すると、築年数自体はわりと古めの建物ではありましたが、お部屋の中は整理整頓されており、家財も少な目。
更にイレギュラーの可能性を確信しつつも、「じゃ薬剤撒いておきますねー」というわけにもいきませんので、侵入経路をチェックしていきます。
自分のチェックは、到着して呼び鈴を押して、お客様が出てくるまでの間の玄関の郵便受けのチェックから始まっています。
お部屋の中に入れてもらうと、状況を聞かせてもらって、やはり王道である水回りからチェックしていくのですが...
シンク下の配管周りを見るために点検口を開けるとギョッ・・
入居から4ヶ月目の間、一度もゴキブリを見たことがないという6階のお部屋。
なのにシンクの裏にはチャバネゴキブリの卵とフンがドッサリとあったのです、、
これは本当にビックリしてしまいました。
ゴキブリというのは警戒心が強いので、点検口をゴソゴソやっている時点で生きてる本体はどこかへ逃げてしまったのでしょう。裏を開けて生きているゴキブリを見つけることは極々稀なのですが、これだけ卵とフンがあると、間違いなく生息していたと思われます。おそらく相当の数が。
洗面台の下ももちろんチェックしましたが、こちらは卵はなかったものの、やはりチャバネゴキブリの死骸がいくつかありました。
お部屋は大変きれいにされていましたので、これは本当に予想外の出来事でしたね~
ましてや6階ですしね、、
「本当に入居されてからゴキブリを一回も見たことがないのですか?」
と、何回も聞いてしまいました。あれだけ卵があって、よくもまあ部屋内にでてこなかったものだな、と。
構造上、配管の根本は埋められなかったので、せめてキッチン台の向こう側から出てこないようにガッチリ止めておきました。
もちろん裏には薬剤をたっぷり設置・散布しておきましたが、その後一体どうなったのか、、
その後連絡はきていませんので、板の向こうとこちらで住み分けができているのか。
どうかそうであることを願うばかりであります。。