都内のゴキブリ駆除業者ゴキプロです。
ゴキブリ駆除日記シリーズ。 今回は、ゴキブリの死骸確認についてです。
※この記事にG画像はありません
ゴキブリ駆除業者を呼ぶ人は、業者を呼ぶくらいゴキブリが嫌いということですよね。
死骸も見たくないという人がほとんどです。 そして1匹出たからとのご依頼も珍しくありません。
ゴキブリ駆除業者に依頼というのは
●未然の対策
●1匹見かけて
●頻繁に見かけて
●完全に繁殖していて
と、色々な症状がありますが、1匹出た!
というお客様は、後々の対策より何よりまずは今も部屋に居る(かもしれない)1匹のゴキブリを退治してほしいと言う方がほとんどです。
居れば見つかることがほとんどですが、すでに逃げ出している可能性もありますし、やはり家財が多かったりすると残念ながら見つからないこともあります。
その場合は薬剤での対応となりますが、多くの場合はその後の連絡はないので、見つからなかった場合はすでに外に逃げ出していることがほとんどなのだと思われます。
そして見つけてしっかり退治できた場合(見つけて逃したことはありませんが)、私は極力死骸をお客様に確認していただくことにしています。 強要はもちろんしませんが、今回はゴキブリの死骸の確認は極力していただきたい理由について書いていきます。
半分以上、いや9割くらいののお客様は「死骸を見るのもイヤだから勘弁して…」と言われます。 が、シルエットだけでも、触覚だけでも、、と、1回だけ食い下がります。それも勘弁と言われればもちろん無理強いはしませんが、これには明確な理由がありまして。
1つは確実にくじできたことを確認していただき、安心していただきたいという気持ち。 そしてもう1つは嘘を言ったと思われたくないからなのです。
以前にこんなことがありました。
1匹出たから駆除しに来てほしい。と依頼があって、そのお部屋は1LDKで割と大きめ。断捨離の途中だったようで、リビングには洋服が散乱していました。
ベランダ側から入ってきたとみられ、部屋(ベランダ側)の方の天井で見つけてギャーと言っているうちにキッチンの方へ行ったところで、こちらに連絡をした、とのこと。
そこから部屋の方にはきていないということでしたのでキッチンを集中的に探していると、Gがキッチンの棚に飛び込んで行くところをお客様が気付いてくれて、無事退治できました。
この時も「死骸を見るのもイヤ」とのことでしたが、安心のためとオススメして、触覚だけ確認していただきました。
退治完了後、侵入経路のチェックをしていたのですが、水回りで見ることはなく、ほとんどベランダ側。また、マンションの外壁でたまにゴキブリを見かけるということなのでベランダの窓をチェックすると、文章では難しいのですが、少し変わった窓で、とにかく外につながる隙間がありました。
おお、、ここですね。
と対策を考えていると、その窓のサッシにもう1匹ゴキブリが、、、
これは結構珍しいケースで、また、たまたま見つかったから良かったのですが、これがもし1匹目の死骸を確認してないで2匹目のゴキブリに気づけず帰るという最悪な流れならどうでしょう?
お客様目線で言うと「駆除したなんてウソだ!」となってもおかしくありません。
1匹目の死骸を触覚だけでも確認していただけた、2匹目は居ると思わなかったけどたまたま見つかった、という色々とホッとした出来事でした。
ちなみに自分は退治する場合は殺虫スプレーで殺し、死骸となったゴキブリはガムテープに包んで持ち帰ります。こうすれば万が一卵を持っていても車の中で孵化したりしませんからね。
その時、触覚だけでも確認していただけると言ってもらえたら、本体はガムテープに包まれて触覚だけ見えるようにして確認していただきます。
と言ってもやっぱり半分近くの人に拒否されてしまいますが、、
ご自身の安心のためにも、業者に対する不信感を抱かないためにも、死骸を確認していただけるとありがたい。 と思う日々なのです。。