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ゴキブリ駆除日記

ゴミ屋敷のゴキブリ駆除を依頼された話②老夫婦の住むお家。

前回のゴミ屋敷のゴキブリ駆除を依頼された話①若い女性の住むお家。に続くゴミ屋敷シリーズ第2弾。老夫婦の住むお家です。

管理会社さんからの依頼でのゴキブリ駆除で、内容はというと

「老夫婦に部屋を貸しているのですが、奥さんが軽度の認知症になっているようで、火の始末も心配なので退去してもらうことになりました。ただ、室内がゴキブリだらけになっているらしく、片付けの前に一度しっかり駆除してほしいんです」

とのことで、当日を迎えて現場に向かいました。

一見すると普通のマンションだったが

現場は3LDKの割と立派なメゾネットタイプのマンションで、玄関や廊下は驚くほどきれいに片付いていました。正直なところ、「本当にここがゴミ屋敷なのか?」と疑ってしまったほどです。

出迎えてくれた老夫婦も身だしなみが整っていて、受け答えもしっかりしているように見えました。

しかし、キッチンに足を踏み入れた瞬間、その印象は一気に崩れます。

床一面に積まれたゴミ袋の山。

生活動線を塞ぐほどの量で、明らかに長期間溜め込まれている状態でした。表からは見えない場所に、問題が隠れている。まだ人目に触れる場所だけでもきれいにという意志は感じられますね。

ゴミ屋敷現場ではよくあるパターンですが、今回はその落差が特に大きく感じられました。

認知症が招いたゴミと異変

思わず「どうしてゴミを捨てないんですか?」と尋ねると、奥さんは不思議そうな表情で「燃えるゴミは火曜と金曜でしょ?ちゃんと捨ててるわよ」と答えてきました。

その言葉を聞いた瞬間、管理会社から聞いていた“軽度の認知症”という話が頭をよぎります。本人の中では、ゴミはすでに捨てたことになっているのでしょう。

一方、旦那さんは現役で仕事もされており、書斎?のような仕事部屋から出てきたりして対応してくださり、受け答えもしっかりしています。

ただ、奥さんの異変にどこかで気づきながらも、深く向き合えずにいた様子も感じ取れました。どちらかというと奥さんの認知症を認めたくないといった風に見えたというか、見て見ないふりにも見えました。

誰が悪いわけでもないのに、少しずつ生活が崩れていく。その現実が、とても切なく感じられました。

駆除開始

作業前に全室を確認すると、玄関や書斎、リビングは比較的きれいでしたが、キッチンと上の階の2部屋は完全にゴミ屋敷状態。

床にはペットのフンが転がり、キッチンには強烈な腐敗臭が充満していました。特に冷蔵庫周辺の臭いは凄まじく、何かを長期間こぼし続けていたことが容易に想像できます。

冷蔵庫の下には、漬物の汁を日々こぼし続けているかのような粘着した液体を確認でき、まともに鼻を近づけることもできません。

その冷蔵庫の下や壁との隙間にスプレーを噴射すると、隠れていたゴキブリが一斉に飛び出してきました。調味料置き場や引き出しの中にも、成虫や卵が大量に確認できる状況。

今もこの部屋で生活していると考えると、業者でもキツい状況でした...

まとめ

今回の現場はぱっと見上品な老夫婦によるゴミ屋敷でした。

認知症による生活管理の乱れが、ゴミの蓄積とゴキブリ大量発生につながっていたケースです。

高齢化社会といった社会問題に触れる機会は少ない業種ですが、たまにこういった現象に出会うことがあり、胸が締め付けられる想いになります。

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