都内のゴキブリ駆除業者ゴキプロです。
引越しが決まって部屋探し。できればゴキブリの出ない部屋が良いですよね。
しかし、物件選びをするときは、まずは間取り・駅から何分?・コンビニやスーパー・公園...等々が挙げられ、ゴキブリの優先順位は低いかと思われます。
が、内見のときは気にならなかったのに、いざ引渡しが終わり、自分で鍵を開けて部屋に入るとゴキブリの死骸が、、、なんてことはよくあります。
物件選びのときや、内見のときに少し気にするだけでもゴキブリと遭遇する確率は下げられますので、書いてみたいと思います。
※この記事にG画像はありません
物件探し時の注意点
まずは物件探しですよね。
不動産屋さんで見せてもらったり、今はネットでも多くの物件をチェックできますが、このとき、間取りや駅までの距離、周りの環境等の他に、ゴキブリに遭遇する確率のヒントも書いてあるのです。
まずは基本からですが
新しい物件と古い物件
新しい物件だろうが古い物件だろうがゴキブリは出ます。生活している以上外とのつながりは防げませんし、水回りに穴があって外壁に通気口がある以上、どうやっても入ってきます(対策することで確率は下げられます)。
が、それでもやっぱり確率で言うと、築年数の経っている物件のほうがゴキブリは出やすいです。
玄関や網戸がガタガタになっていて隙間があれば、常時フリーパス状態となってしまいますからね、、
新しければ新しいほど、その辺ビシっと閉じていることが多いです。
高層階と低層階
これは完全に上に行けば行くほど出にくいです。まれに27階で、、なんてこともありますが、そのほとんどはイレギュラーであり事故ですね。
1階と2階はたいして変わりませんが、3階になるとガクっと下がり、4階になると更にその傾向。5階以上は6階だろうが7階だろうがたいして変わりません。
階数に関してはゴキブリが出やすい階数【1000件のデータ】1階?2階?高層階は出にくいのか?で詳しく数字を書いています。
ゴキブリと遭遇する確率を下げたいなら、4階以上に住みたいところですね!
飲食店が周りにあるかどうか
「飲食店が近くにあって...」というのもよく聞くのですが、個人的な印象としてはそこまで変わらないかな、と思うんですよ。
飲食店は客商売だから、ゴキブリが繁殖してしまったら何かしらの対策はするだろうし、繁殖はどこでも起こり得ることだし、何より飲食店に住み着いてしまったゴキブリが居るとすればそいつらは遠征なんかしなくても食べ物に困ってないと思うんですよ(笑)
近くに飲食店があるかどうかは、明確なデータの取り方が難しいので数字にしておらず、感覚となってしまいますが、違っても数%の誤差の範囲。
飲食店があれば、ないよりゴキブリが居る可能性は上がりますが、すぐ横が草ボーボーの部屋とたいして変わらないかな、といった感じです。
若干出やすいかも知れませんが
1階:5階=飲食店有:飲食店無
の図式が成立するほどの差ではないことは間違いありません。
美味しいお店が近くにあるほうが嬉しいですしね(笑)
外国人に寛容かどうか
これはあまり声を大にして書きたくはないのですが、外国人に寛大な物件はヤバいです。
特にアジア系、ベトナムの人あたりが大勢住んでいるアパートなんかは、結構な確率で繁殖しています。
しかもなぜかタチの悪いチャバネゴキブリです。飲食店がメインのチャバネゴキブリを一般住宅で見かける場合、大半が同じ階にそっち系の人が住んでます。
もちろんベトナム人もフィリピン人も悪く言うつもりはまったくなく、あの人達は本国でエグい虫を見て育ってきたからか、ゴキブリなんて一切気にしないようなのです。国民性ですね、、
せっかく日本に働きに来てくれたのだから、頑張ってほしいところですが、残念ながらゴキブリ的には良い傾向ではありません。
★関連記事: チャバネゴキブリの原因・隣人がアジア系の住人なら注意が必要?
続いて内見のときの注意点です。
内見のときに見ておくこと
死骸やフン
基本的なことですが、ゴキブリの死骸やフンの有無はチェックしましょう。
内見時は、間取図の印象との乖離を埋めたり、内装の確認。収納の実際の広さなんかを確認していくと思います。
そのとき、少しでも良いので、壁際をチェックしましょう。空き部屋となっている部屋にゴキブリが居る場合は、あいつらは遠慮なく部屋内をウロウロしますが、やはりフンをよく見るのは隅のほうです。
壁際にゴマのようなあやしい粒を発見したら、要注意です。
ブラックキャップ
部屋の中はクリーニングが入っているのでブラックキャップが残ってるなんてことはないでしょうが、シンク下の収納のスミや、ベランダのエアコンの室外機近辺に落ちていたりします。
↑こういうやつです。丸いやつが主流ですが、箱にヤツの画像が載っているのでこっちにしました(笑)
それは前住人のものであり、すなわち前住人がゴキブリに悩まされた証しでもあります。これは重要なヒントです。
未然の対策のつもりで置いておいた可能性もありますが、少し警戒レベルが上がります。
シンク下の収納
そのつながりでシンクの下の収納。さすがに点検口のネジを外してチェックなんてすると不動産屋さんもドン引きなのでできませんが、収納の配水管周りを見てください。
ここがテープで止められていたとすれば、ほぼほぼ前住人がゴキブリに悩んでいたことになります。
こんな感じにされてると危険度は一気に上がりますね。
外国人
そして飢えにも書いた外国人。今は表札を出している人も少ないかと思われますが、表札に外国人の名前を確認できた場合や、アジア系の複数人が同じ部屋に頻繁に出入りしているところを見たら、、
危険度はマックスです。あくまでゴキブリ的に、ですよ(笑)
まとめ
ゴキブリが100%出ないなんてことはあり得ません。宅配便の箱の中に入っていたらお手上げですからね。
しかし確率を下げることは可能です。
引越しは予算があるので、ゴキブリ中心の部屋選びなんてのもあり得ないと思いますが、同じ予算・場所的条件でも、少しでも遭遇しない選び方はできると思いますので、参考になれば幸いです。
以上、【引越し前】ゴキブリを見ないための物件の選び方でした!