都内のゴキブリ駆除業者ゴキプロです。
気持ち悪くてみんなの嫌われもののゴキブリですが、一体何がそんなに気持ち悪いのか。
ゴキブリが嫌いな理由というのも、お客様から日々お聞きします。
中でも多いのが動きが速くて気持ち悪い。これがかなりの割合を占めています。たしかにあの大きさであの速さは不気味ですよね、、
それから色が気持ち悪い。たしかに黒々としてテカテカしてる感じは気持ち悪いですね、、
そしてこれもまた多いのが、飛びかかってくるのが怖くて気持ち悪い。
今回はゴキブリが飛びかかってきたときの対処法と、飛びかかられないために...
について書いてみます。
そもそもゴキブリが飛ぶのはなぜか?
元々ゴキブリは、ゴキブリ自身が「飛べるということを知らない」という説があります。
実際、カナブンやセミのように、移動の手段としてゴキブリが飛んでいるところは見たことがないですよね?(自分は業者でアホみたいにゴキブリを見てきているので移動の手段で飛んでるところも見たことはありますが)
ではなぜ飛べることさえ知らないのに、飛びかかってくるのか?
それは、テンパったときにジタバタして、羽をバタバタしていたら飛んでて「あれ?おれ飛べる??」状態だという説です。
バカバカしい話にも聞こえますが、移動の手段としては(基本的には)飛ばないという事実からも、整合性は取れると言っても良いと思います。
だから飛びかかられたというのは、ゴキブリがテンパっている状態なのです。
対峙した時のゴキブリは...
いくらゴキブリが気持ち悪いとはいえ、所詮は小さな虫です。突然出くわすとビックリしてこっちもひるんでしまいますが、ゴキブリの方がビックリしているのです。
さすがに気持ち悪い部分をさっ引くと、ゴキブリとケンカして物理的に負けるのは、100%ゴキブリの方ですからね。
対峙して、こっちはメンタルはやられるけど命までは取られない。向こうにとっては命の危機なのです。
そこでゴキブリの考える最善策は
逃げる
これに尽きます。
ただでさえ警戒心の強いゴキブリなので、自分の何千倍もの生き物と対峙して、ビビっているのです。一刻も早く安全な場所へと避難したいのです。
キョロキョロと辺りを見回して、周りに隠れる場所があればそれでもいいでしょう。しかし何もない壁や床で見つかってしまった場合、相手を見ます。
もし相手(人間)がキャーーーとかいいながらビビっていたり、すくんでひるんでいたり。そういう気配を感じ取って逃げようとしたときに、ヤツらは飛びかかってきます。
脅しの一撃を食らわせて、更にひるんで目が離れた隙に逃げ切ろうとするのです。
そう。ヤツらは完全に相手を見て戦術を変えているということですね。
飛びかかられないために
もちろん自分はゴキブリではないので、憶測・想像の域を抜けることはできませんが、これを確信できる事実がありましてそれは、自分はこの仕事を始めてからというもの...
一度もゴキブリに飛びかかられたことがない
ということです。
何千匹?という数のゴキブリと対峙してきて、自分に飛びかかってきたヤツは、1匹も居ないのです。対峙した瞬間、どこかへ逃げようとします。
なぜか。
それは自分が、対峙するオーラに満ち満ちているからなのだと思います。自分だって気持ち悪いのは気持ち悪いですが、退治するのが仕事です。
そこで仕留め損なうと、ほぼまだ部屋に居るのに隠れられて、探し直さないといけないという焦燥感もあるので、確実にその場で仕留めます。ひるむという選択肢はありません。
その殺意が、ゴキブリにも伝わるのだと思います。
だからゴキブリに飛びかかられないための対処法は簡単で
「ひるまない」
これに尽きます。
言うほど簡単ではないのは理解しているつもりですが、そこでひるんで飛びかかられると終わりです。部屋のどこかに隠れられてしまいます。
どこに居るとも知れないゴキブリと一夜をともにすることになるのです。
一瞬。ただ一瞬でいいので冷静になって、ひるまず。しっかりと対峙して、しっかりと退治・駆除してしまいましょう。
なんだか最後シャレみたいになってしまいましたが(笑)