都内のゴキブリ駆除業者ゴキプロです。
ゴキブリ駆除日記シリーズ。
今回は、引き出しを放置した結果...です。
日々ゴキブリの駆除をしていると、色々なことに出会います。ゴキブリは本当に賢くて、驚かされることも多いのですが...
今回の現場は古めの戸建で、都心部からは割と離れた場所。
家の周りは土と植物が多く、野生のゴキブリが多いだろうな...といった環境。 主にキッチン周りにゴキブリをよく見かけるので、、というご依頼でした。
※この記事にＧの卵画像がありますがタブで隠していますので、見たくない人はタブ周辺は気をつけてください。
施工開始
いつものように水回りから見ていくと、普通に配管回りに穴があり、さらに床下収納から顔を突っ込んで外壁を見ると普通に光が差し込んでいて外と直通の状態。
それはゴキブリが入ってくるだろうな〜 と思いつつ、これまたいつものように配管回りを埋めていきました。
配管回りを埋めるときはキッチン台の収納の中を空にしないと作業できないので、調味料等すべて出すのですが、このときに少し気になることが。
違和感
このお宅はお子さんが2人おられる家庭でしたが、2人とも大学を出て独立。それぞれ部屋を借りて自立しているという話でしたが、ガス台の下の収納に子供向けのフライパンが...
↑これですね(笑)
アンパンマンの顔の形のホットケーキができるフライパンで、子供は喜びそうなものですが、どう考えても小学校低学年くらいまでのものだろう...と。
お子さんは2人とも20代なので、物持ちが良いのは素晴らしいとして、10年以上は放置していたことになります。
さらに気になる一言。
「数年触ってない引き出しが怖い」
とのこと。
引き出し整理開始
そして、ゴキブリが潜んでいるかもしれないので「業者が居るときに整理したい」と言い出されました。
もちろんゴキブリを見たくなくて触れない箇所の確認も仕事のうちですので、引き出しを開けて、確認を取りつつゴミ袋へ入れていたのですが、1つ目の引き出しで
ゴキブリの卵が2つ3つ、、、
お話を聞くと、5〜6年は開けてなかったとのこと。
放置していたとはいえゴキブリも随分とナメたことしてくれますよね、、
キッチン台の引き出しにゴキブリのフンがあったなんてことは日常茶飯事ですので、ゴキブリがキッチン台の引き出しを好むのは間違いないのですが、ゴキブリの卵があったのはなかなか珍しいケースです。
まとめ
【ゴキブリ対策】ヤバイことになる前に冷蔵庫や洗濯機はせめて年1で掃除しましょうでも書きましたが、数年単位で掃除をしない場所というのは、ゴキブリに安心を与えてしまいます。
安心しているからこそ、こんなナメ切ったことを許してしまうのです。
うちにも今小3の娘が居ますので、育児が大変なのはよくわかります。お母さんは大変です。感謝しかありません。
が、せめて年に一度でいいので、引き出しの中もすべて出して、水拭きでもしてもらえたらと思います。
空気を停滞させ、ゴキブリにとっての大敵である人間の手がかからない場所だと思わせると、あいつらは本気でナメたことをしてきます。
子供が小さい時の思い出が大切なのはよくわかりますが、時には断捨離も必要でしょう。 ゴキブリに安住の地を与えないためにも、ナメ切った生息を許さないためにも、数年の放置にならないよう、清潔を保ちましょう！