都内のゴキブリ駆除業者ゴキプロです。
引越しすることにして物件探し。希望の物件が見つかっていざ契約!
という段階になったとき、最近は保険の他に害虫駆除のオプションを強要されるケースが増えていると聞きます。
水回りがしっかりと封鎖されている場合や、手を付けた跡がある場合、前の住人が業者を呼んだのが?とか、色々とゴキブリ対策のヒントがあるので、必ず詳細をお聞きしているのですが、管理会社のオプションだと相場はだいたい2万円くらいと言います。
この管理会社や不動産屋が提示する害虫駆除はですが、果たして値段相応の価値があるのか?拒否することは可能なのか?色々考えてしまう料金ですよね。
ですので今回はそれ等について書いてみたいと思います。
入居時のオブションとしての害虫駆除内容
ゴキブリ駆除というか、防除・予防において最も大切なことは侵入経路の封鎖です。特に水回りは重要で、シンク下の収納部分で見える箇所ではなく、そのもうひとつ下の階層の話となります。
ちなみにオプションの相場は2万円だと書きましたが、自分のところだと1Rなら穴埋め込みで14,200円とコインパーキング代の実費なので、都内23区ならだいたい15,000円を割るくらい。1Kでもう153,000円、1LDKで17,000円といった感じで、2万円を超えることはありません。
管理会社に払う2万円にその価値があるのか?
という話ですが、自分が見てきた「入居時に管理会社のオプションで害虫駆除はしてもらった」という住人の部屋で、水回りの穴埋めをしっかりと施工されていたことは極々稀です。
良くて水道管にゆるゆるの専用テープを貼ってるくらい。
こんなものは糊も甘いですし、隙間スカスカなのがわかると思います。外せば穴は開いてますので、ここをしっかりと埋めないと意味はありません。
それでもマシなほうで、水回りは手つかずなところがほとんどです。
薬剤散布だけなのかな〜
とも思いますが、駆除業者を使う場合は外注(シャレではありません笑)だと思うので、半分抜いたら業者に支払うお金は1万円。散布のみの施工になってしまっても仕方ないのかな、とも思います。
が、ヘタしたら管理会社がバルサンを炊いてるだけの場合もありそうな感じですね。あくまで推論にして妄想、真実は管理会社のみぞ知る、なので断言はできませんけどね。
とにかく管理会社のオプションの害虫駆除で、水回りまでしっかりと封鎖されることは、ほぼほぼないと思いましょう。
例外
しかし、入居時のオプションとして、しっかりと穴埋めされているケースもゼロではありません。
例えば床暖付きの戸建てで水回りの穴埋めがしっかりと施工されていることがあります。
あれ?新築ですよね?とか確認しながら穴埋めの経緯を聞くと、だいたい床暖のオプションです。
要は床暖房の保温性を保つために穴を埋めたことにより、結果ゴキブリも床下から上がってこれなくなった、という図式です。
また、ご自身に穴埋めの記憶はない、しかし穴埋めされている。この場合は施工後の推定年数からも、だいたいが前の住人が業者を呼んだのだと思われるのですが、新築で入居1人目なのにしっかりと、しかしつたない穴埋めがされていることがありました。
年に1回あるかどうかのレアケースですが、この場合はだいたい大家さんの手によるものです。
大家さん自体が大の虫嫌いだったり、DIY好きだったりですね(笑)
一生懸命調べて一生懸命施工したのだなと思うと微笑ましいようでほっこりしますが、入居者に対する誠意を感じますね。素晴らしい!
害虫駆除のオプション回避成功!
そのような感じなので、基本的に管理会社のオプションの害虫駆除は適当な施工の可能性が高いからか、怪訝なイメージを持っている人も多いでしょう。
ただでさえ出費がかさむ引越し。極力出費を抑えたいのは誰でもそうですよね。
そこで、このオプションの害虫駆除を拒否しきった猛者が居ました。
そのお客様は、推定30歳前後のイケメンな男性で、ゴキブリは嫌いで対策はしたいものの、自身で業者を探した方がコスパ・施工内容ともに上だろう。と感じられたと言います。
管理会社が発注する駆除業者が良いか悪いかは別として、間にマージンが発生する以上、正しい感覚かと思われます。
しかしこのときの管理会社がなかなか頑固で「オプションの害虫駆除の拒否はできない!」と、なかなか許しが出ない状況。
「要らない!」
「マストマスト!」
という攻防を繰り返したそうですが、しかしこのイケメン男性は害虫駆除のオプションなしでの契約にたどり着き、無事に自分のところに依頼をしてきました。
その決定打となった最後のやりとりとは、、
わかりました。それでは言われた通り害虫駆除のオプションをお願いします。ただし…
「施工の内訳表をください」
これらしいです。これで管理会社の強気な姿勢は崩れ落ち、害虫駆除のオプションを付けないことを例外的に認めたというのです。イケメンですね(笑)
まとめ
結局自分の予想に近く、管理会社のオプションはバルサンを炊くだけのところも多いのかも知れませんね。2万円に相当する施工をするなら出張費・穴埋め施工費・薬剤散布...と、いくらでも普通に書けるはずです。
1個数百円のバルサンを持って、部屋に行って、鍵を開けて、バルサンを開封して踏んだら2万円。。
美味しすぎですよね。自分でもやりたいくらいです(笑)
最初に書いたように、あくまで推論なので真実はわかりませんが、このようなことは全然あると思います。
もしこのオプションを拒否したい状況に出くわしたら試してみてください。
「施工の内訳表をください」
さらに「作業風景の画像をください」これもいいかもしれません。
なんにしてもお金を払う以上、それなりの対価を求めるのは当然だと思うので、納得のいかない場合は頑張りたいところですね。。