都内のゴキブリ駆除業者ゴキプロです。
ゴキブリの侵入経路シリーズ。今回は通販での買い物をする危険性についてです。
ゴキブリをお部屋で見かけるということは、どこかから侵入されたということで、何もないところから自然発生的にゴキブリが出てくるということはありません。
完全密閉された部屋以外、ゴキブリに侵入されてしまう危険性というものは常にありますが、ネットでの買い物や宅配便の受け取りの瞬間というのもその危険なタイミングの1つとなります。
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倉庫・配送トラックからの危険性
通販・知人からを問わず、送られてくる荷物というのは一度倉庫に保管され、配送業者がトラックに積んで運んできてくれますよね。
倉庫は普通薄暗く、荷物が多いので隠れる場所も多い。ゴキブリは段ボールも食べるし、倉庫の作業員から落ちた髪の毛や角質なども格好のエサとなることから、倉庫にも意外とゴキブリは居ます。
それが荷物と一緒に配送トラックへと連れ込まれたら・・
また、配送トラックは路上でかなりの頻度で扉の開け閉めをしますよね。その際にトラックにゴキブリが入り込んでしまうことも全然あります。
たまたまあなたが頼んだ荷物にゴキブリがくっついていて、配送員の人がそれに気づかず持ち上げてあなたのお部屋に...
という可能性はゼロではありません。
そもそも商品そのものに・・・
と、物流の過程での危険性から始まりましたが、それ以前の危険性もあります。荷物の中にゴキブリが居る場合です。
友人知人親兄弟からの郵便物にゴキブリが入っていた、なんて可能性は低いかと思いますが、ネットで買い物をした場合は注意が必要です。
発送元が商品を梱包するときに、ゴキブリを一緒に梱包してしてしてしまった場合、、、
そのゴキブリは逃げ場を失い、段ボールの中に閉じ込められてしまいます。
そうなると、あなたが荷物を受け取り開封するまで、確実にゴキブリはその段ボールの中に居る=開封したあなたのお部屋で解き放たれる=ゴキブリの居る部屋の完成。
となってしまいます。
今時ネットで買い物をしないというのは不便ですので、せめてその荷物を開封するときは「ゴキブリが居るかもしれない...」という危機感を持って開封してほしいと思います。
また、欲しかった商品が届いてテンションが上がるのは仕方ありませんが、開封後も一応段ボールの中の不要な紙の表裏等細かなチェックをするのがベストです。
ゴキブリの居ない部屋というのは、こうした小さな積み重ねから出来上がるということですね!
通販での被害で最も凶悪だった話
ゴキブリ駆除をやっていると、数多くのゴキブリに関するお話を聞かせていただきますので、自分がお客様から聞いた通販関係の中で最も凶悪な話を書いてみたいと思います。
その方は、ネットですのこベッドを買ったとのことでした。布団やマットレスの下に敷いて通気性を良くする、すのこ状のあれですね。
そのすのこベッドが届き、ウキウキで開封して設置しようとしたらしいのですが、何やら気配を感じてひっくり返すと・・・
すのこベッドの裏側に赤茶色のゴキブリがビッシリ...
身の毛もよだつ話ですね、、
おそらく卵も一緒に梱包し、運送中に孵ってしまったものかと思われます。ちなみに国内での注文だったようですが、Made in ...を見ると、海外(アジア圏)だったみたいですね。
これはもう開封時のチェック云々のレベルの話ではありませんし、さすがに相当レアケースかと思われますが、こんな危険性もあるということなのです。
配送物の危険性まとめ
宅配された物のゴキブリに対する危険性を書いてみました。中には物流全般に「ふざけるな!ゴキブリくらいチェックしろ!!」と思われる方も居るかもしれません。
しかし水回りやエアコン同様、そこに携わる仕事をしている人は、害虫駆除までは仕事の範疇に入ってはいないのです。
運送会社はあくまで「ある場所からある場所へ壊すことなく品物を運ぶ」ことが仕事であって、仮にゴキブリが付いていても、それは手抜きでも何でもありません。
次から次へと配送する作業員の人に、段ボール箱の6面隈なくチェックして持ってこい!というのも酷な話ですしね。
卵も一緒に梱包して大量のゴキブリを送り込むとかは、梱包前にさすがにチェックしろよ...と言う前にもっと清潔な場所で作業してほしい。とは思いますが(笑)
自分の身は自分で守るしかないと捉えて、ネットで買い物をした商品が届いたときは、しっかりとチェックしていきましょう!
ちなみに今時ネットで買い物をしない人は少数派かと思われますが、ゴキブリを連れ込む危険性を感じ取り、通販での買い物は1回もしたことがない!という人も居ました。
注意さえすればそこまで徹底する必要はないかと思われますが、気を付けたいところですね!