都内のゴキブリ駆除業者ゴキプロです。
ゴキブリの侵入経路と対策シリーズ。今回は通気口についてです。
伺ったお客様のお部屋でも「あれなんなんですか?」と聞かれることも多いくらい、部屋の中でも存在感の薄いパーツですが(笑)
それでも立派にゴキブリの侵入経路となってしまうことがありますので、しっかりとチェックして、危険と思われる場合は対策していきたいところですね!
※この記事にG画像はありません
通気口とは...
そもそも通気口とは何なのか?
ですが、通気口とは読んで字のごとく、空気を通す口。室内の空気と外気を通すための穴ですね。換気扇ほど積極的に換気してくれるわけではなく、ただの空気が通る穴です。
主にキッチンで見かけることが多いですが、部屋内のいたるところで見かけます。
形も様々で、丸いものから四角いもの、カバーがあったりなかったり色々ですね。。
フィルターの有無をチェック!
フィルターがないと、通気口はゴキブリの侵入経路となってしまいます。
だいたいの場合は付いていますが極々希に、、
丸いタイプ
1Rでよく見るのが丸い形をした通気口です。
真ん中のツマミをクルっと回すと中が見えるのでチェックしてみましょう。フィルターが見えれば大丈夫ですし、外の景色が丸々見えたらアウトです。
四角いタイプ
四角いタイプにはだいたいフタのようなカバーが付いています。
このように、横からのぞき込んでフィルターを確認できれば問題ありませんが、目視で確認できない場合があります。
その場合はスマホのカメラを起動してスマホを突っ込んでみましょう。フラッシュを点きっぱなしの状態でカメラのレンズが付いているほうを突っ込むとフィルターが見えてきます。外の景色が見えたらアウトです。
外から確認する
外へ出て外壁にある通気口の出口から確認すると...
フィルターが確認できることもあります。しかしこれは共用廊下に面している場合限定で、外に面していて2階以上の場合は確認は不可能ですね。
いずれにしてもフィルターが見えていたら、ほぼほぼ問題なしです!
通気口自体にガタがきていたら
築年数が経つと、通気口の取付け自体が不安定になっていることもあります。
この隙間が大きくなると、通気口の室内と外をつなぐトンネルに隙間ができるので、ゴキブリの侵入経路となってしまいます。フィルターの有無は関係なくなってしまいます。
隙間をパテで埋めてしまいましょう。
万全を期すなら
それでも完全とは言えません。通気口内部にフィルターを確認できたとしても、そのフィルター自体に隙間があることもあります。
窓の網戸を見ても、サッシのそばの網戸がほどけていたりは割りと見かける光景ですよね。
同じことが通気口のフィルターで起こっていると、ゴキブリは普通に入れてしまいます。
通気口は日常生活において必須というほどのものではありません。換気扇がありますしね。
自分が見てきたお客様の中で「通気口を日常的に使っている」と言う人は100人に1人くらいですね。
なので、必要性をそこまで感じないなら全体をふさいでしまうと確実ではあります。
物理的に止まっていれば(ゴキブリが通れなければ)何でもいいですが、生活していて目につく所ではありますので、ガムテープでベッタリ。というのも色気のない話ですよね。
なので自分はクロス(壁紙)と似た系統の色のビニールテープか、半透明の養生テープをお客様に選んでもらい、ビタッと貼ってしまいます。
こういう貼れるタイプの換気扇フィルターをガバッとクロスごと貼ってしまうのもありだと思います!
通気口まとめ
といったように、通気口もゴキブリの侵入経路となってしまうことがありますが、ここがメインのルートとなることは希です。
所詮はイレギュラー対策ではありますが、そのイレギュラーが卵を産み繁殖が...なんてことになったら最悪ですし、何度も書いていますがこうした小さなことの積み重ねでしか、ゴキブリが出ない(出にくい)お部屋に向かうことはあり得ません。
しっかりとチェックしていきたいところですね!