都内のゴキブリ駆除業者ゴキプロです。
今回は清潔にしているのにゴキブリが...についてです。
きれいなお部屋、汚い部屋。ゴキブリが出やすいのは間違いなく汚い部屋ですが、どれ程の関係性があるのでしょうか?
現場でのお客様の声で
- きれいにしてるつもりなのにゴキブリが出た
- キッチン下を掃除してなかったから出てしまったのかな?
- 汚いほうがゴキブリは出やすいのですか?
といったことをよく聞きます。
やはり汚い部屋のほうがゴキブリをよく見るのでしょうか?
※この記事にG画像はありません
侵入される可能性はたいして変わらない
自分が見てきた経験上ですが、ゴキブリが出てしまって駆除の依頼をいただき、伺ったお宅は正直きれいなお部屋が圧倒的に多いです。
しかしこれは、お部屋がきれい=きれい好き=業者を呼ぶほどゴキブリが嫌い。
ということなのかなと解釈しております。
しかし逆を言えば、いくらきれいにしていてもお部屋の中でゴキブリを見てしまうことはあるということなのです。
ゴキブリの侵入経路は様々で、窓を開けた瞬間、帰宅時に一緒にエレベーターで上がってきてそのまま玄関から、隣の部屋で発生したものが床下を伝って...
挙げればキリがありませんが、とにかくいくらお部屋をきれいにしていようがゴキブリに侵入されてしまう確率は大差ないといった印象です。
汚い部屋ほど居つかれやすい
ではなぜ汚い部屋ほどゴキブリが出てくるイメージがあるのでしょうか?
それは入られてしまったゴキブリにとって、汚い部屋のほうが居心地が良い。ということなのです。
きれいなお部屋の究極は何もない部屋だと思いますが、仮に部屋の中に食品や調味料といったゴキブリのエサがなく、冷蔵庫やテレビ台といったゴキブリが隠れる物もない場合。
侵入されてしまう確率は大差ないとしても、そのまま居つかれてしまう確率は低いでしょう。
部屋が汚いとゴキブリにとって居心地が良く、エサも豊富で安全な場所も多い。最悪の場合は卵を産まれてしまい、繁殖が始まってしまいます。
仮に運悪く繁殖が始まってしまっても、部屋をきれいにしていればゴキブリにとって居心地は悪いわけですから、どこかでその繁殖を止められる可能性が上がります。
これは、ネットでよく見る「段ボールは危険」も同じ感じで、段ボールを部屋内に置きっぱなしにしているとゴキブリが出る。
ではなく、段ボールを置きっぱなしにしている部屋にゴキブリが侵入してしまうと、そのまま住み着かれてしまいやすい。
これが正解となります。
論外
では1匹ゴキブリを見るまでは部屋をきれいに保つ必要はなく、1匹見たらきれいにしよう。
これはこれでゴキブリ駆除的には間違っていない気もしますが(笑)
ただゴミ屋敷になるまで部屋を汚してしまうと、確率もなにもあったものではありません。
発生率100%
繁殖している確率も100%
ゴミ屋敷のゴキブリ駆除を依頼された話。で書いたテレビレベルのゴミ屋敷の施工では、100匹200匹どころの数ではきかないゴキブリを駆除しました。
かなり悲惨な状況といえますね、、
そこまで極端ではなくても
これくらい汚れているとかなりマズイです。このお宅もゴキブリが繁殖しまくっていました。
まとめ
このように、部屋をきれいにしていようが汚くしていようが、最初のゴキブリが入ってきてしまう確率は大差なく運の要素が強い気がしますが、その後遭遇してしまう確率は圧倒的に汚い部屋のほうが高いです。
ゴキブリを見たことがないだけで、実は何度か侵入はされているが、部屋がきれいすぎてゴキブリにとって居心地が悪く、そのまま出ていった。なんてことがあるかもしれません。
これはお部屋をきれいにしていたおかげそのものですよね。
ゴキブリを見ないお部屋の第一歩は、常にきれいに。
これが基本なのは間違いありません。。
余談になりますが、現場でのお客様の言い方に「汚くしててすみません...」「きれいにしてるほうだと思うんだけど」と言われることが結構ありますが
汚くしててと言う人⇒全然きれい
綺麗にしてると言う人⇒そうでもない
という面白い傾向にあります(笑)