都内のゴキブリ駆除業者ゴキプロです。
今回は引越し前のゴキブリ対策についてです。
ゴキブリがイヤで今の部屋に住めなくなり引っ越しや普通の引っ越しを問わず、引っ越しが決まり、日程まで決まった。
後は荷造りと段取りだけ。
という段階まできたが、引っ越しに伴って新居のゴキブリ対策をしておきたいというお客様はかなり多いです。
ということで、今回は引っ越しに関する注意点や対策についてまとめています。
※この記事にG画像はありませんが卵の画像を畳んで挿してます。見たくない人は間違ってクリックしないようにお願いします。
引っ越し自体のゴキブリに関する危険性
まず理解しておきたいのが、ゴキブリというやつは、普通に外にも多く生息している。野生のゴキブリはそこいら中に居るということです。
お部屋の中で見るからインパクトのあるゴキブリですが、野生のゴキブリ(特にクロゴキブリ)はその辺に普通に居ます。
新宿歌舞伎町や、渋谷のセンター街のように、飲食店が密集していて路上にエサが多いような場所の路上で見かけたという方は多いと思いますが、住宅街にも普通に居ます。
自分が住んでいるのは練馬区ですが、路上や駐車場、公園等々、普段の生活で見かけることは珍しくありません。
引越というのは家財を新居に搬入するということであり、家財の搬入はだいたい玄関を開けっぱなしで行われます。
野生のゴキブリに侵入されてしまう危険性は、日常生活においてのそれとは比較にならないものがあります。
また、野生のゴキブリが引越業者のトラックに入り込み、家財と一緒に新居に搬入されてしまうこともあります。
このように、引越というのは前住居に居るゴキブリや卵に注意しておけば良い。というものではなかったりします。
前住居での対策
とはいえ、前住居からゴキブリを持っていかないことは、野生のゴキブリの侵入といった不慮の事態とは違い、自身の努力で防げることです。
洋服やタオルといったものは、特に年単位で触っていないものは、畳んだまま段ボールに入れるのではなく、一度広げてパンパンパンパンとはたいておきたいですね。
万が一ゴキブリや卵がある場合でも、これで振り落とされます。
引出しがある家財についても、中身を触らずに引出しをガムテープで止めるようなことはせず、できるだけ別口で段ボールに入れ、引出しの奥を拭き掃除したほうが良いです。
何年も触っていない引出しというのは、意外とゴキブリの卵があったりします。ゴキブリは非常に警戒心が強いもので、何年も空気が停滞している場所というのは、安心して卵を産んだりしてしまいます。
ゴキブリの卵は
これです。長財布の様な形をしており、1cm弱の大きさがありますので、見逃すことはないかと思われます。
ゴキブリの卵を1つ持ち込むと、30匹前後の幼虫が孵ってしまい、繁殖が始まってしまうとサイアクなので、最も注意しなければいけません。
新居での対策
新居での対策は、まずは侵入経路のチェックです。水回りや壁際といった、あらゆるところに穴がないかをチェックし、見つけ次第トコトン埋めていきます。
入居前に自分達のような業者に依頼すると、経験則からほぼ漏れなく埋めさせていただきます。
★関連記事:ゴキブリの侵入経路10選!まずはここをチェックしよう!!
入居後と比べると、ベッドやテレビ台、冷蔵庫といった、動かすことが難しい家財でふさがれた箇所もなく、ほぼすべての箇所がチェックできますので、ゴキブリの侵入経路は、玄関や窓といった生活する上で防ぎようのない所以外は、ほぼほぼ断つことができます。
直前に薬剤散布をお勧めしている理由
引越の際、入居前のご依頼は数多くいただいておりますが、特に戸建てや分譲など早めに購入された方は、入居の1ヶ月前くらいにはご依頼をされたりします。
が、自分達はできるだけ入居寸前での施工をお勧めしています。
というのも、自分達の散布する薬剤は、パルサンやアースレッドのようにその場に居るゴキブリに直接振りかけて駆除するといったものではなく、壁・床・天井に付着させ、そこを歩いたゴキブリが徐々に弱っていき、2日くらいの間に死んでいく。
という仕様のもので、この効力は約3週間持続します。
しかしやはり効力が強いのは、散布直後が一番強いのは間違いありません。
なので上に書いたように、引越の搬入の際に不慮に野生のゴキブリが侵入してしまった場合でも、薬剤が強い状態のお部屋ですと、不慮に入ってきてしまったゴキブリも駆除できてしまうということになります。
引越し時の対策まとめ
引越しに伴うゴキブリ対策について書いてみました。
引越し自体、お金がかかるものですので、業者を頼むのも、、という方も多いと思いますが、上記のように自身で出来ることは数多くあります。
できることはやってみて、ゴキブリの居ない新居で、気持ちいい生活を送っていただきたいと思います!