都内のゴキブリ駆除業者ゴキプロです。
ゴキブリ駆除のボッタクリ業者シリーズ。今回は実は死骸を持ち歩いているのでは?(仮説)
です。
あくまでお客様から聞いた話ですので真実かどうかの断言は避けますが、実際に聞いたのは確かな話ばかりです。
というスタンスで書いています。
今回はこれまで書いてきたような完全にボッタな感じとは違い、退治をしようという姿勢はあるので、ボッタクリとは違う気もしますが、結構な料金だから体裁を保つためのフェイクなのかな?
といった感じです。
ゴキブリ絶対見つけるマン
たまにあることなのですが、深夜にゴキブリが出て、ひとまず深夜でも来てくれる業者(退治だけしてくれるが対策は無しな業者)を呼び、後日、巣のチェックや繁殖していないか、他に居ないか、また侵入経路の対策や注意点等のために自分に依頼が来るパターン。
このパターンで依頼してくれたお客様が、その深夜の駆除(というか1匹退治)の様子を話してくれたのです。穴埋め作業中だったので、たっぷり聞かせていただきました。
深夜の退治するだけ系の業者は意外と高く、数万することも珍しくないらしいのですが、その業者はこれまで聞いてきた業者と違い、非常に良心的な料金設定でした。
へ〜
とか思いつつ話の続きを聞くと、どうやらなかなかゴキブリは出てきてくれず、業者はだいぶ苦労されたらしいです。うんうんわかるわかる。。
小一時間探して見つからなかったとき、その業者はゴキブリを誘き出す電波が出るという謎の機械を取り出したそうでして。
「そんなのあるなら最初から使えば良かったのに」と正論ドMAXなことを感じたらしいのですが、その直後にゴキブリはすぐに見つかり、退治してくれたとのこと。
ゴキブリが嫌いな人というのは死骸もみたくない!という人がほとんどですが、そのお客様は死骸は平気なようで、退治してくれた死骸を確認することにすると、さっき見たやつよりなんだか小さいぞ、色もなんだか違う気が…
と思いつつも、言ってもゴキブリの死骸はあるので一応納得したらしいのですが、会計を終え、業者が帰って10分ほど経ったところで業者を呼ぶ前に居たゴキブリがテレビ台の上を歩いてる…
やっぱりゴキブリは駆除業者を認識してて、駆除業者が居る時はひっそりと、居ないとのびのびと、なんだな〜
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ゴキブリは賢いと言われるが明らかに人を見分けてるし駆除業者を認識すらしている
ってツッコむところはそこではなくて、状況をまとめると
●黒くて大きなゴキブリを見つけた
●業者が退治したのは若干小さかった
●業者撤収後黒くて大きなゴキブリを再度発見
つまり、業者が退治したゴキブリは、業者が持ち込んだゴキブリの死骸である可能性は否定できないということなのです。
自分もこの仮説を持っていたので「うおおっ!マジですか!!」と若干テンションが上がってしまいましたが、大事なことはその再度出てきた黒くて大きなゴキブリ。
ご自身でやっつけたのですか?
と聞くと「いや、その業者に電話してもう一回来てもらいました」と。
どうやら追加料金もなしで、再度来て、今度はキッチリ退治してくれたようです。
死骸を持ち込んでる可能性があるだけにインチキ業者のように見えて、基本料金も良心的だし、再訪に追加料金は請求しないし、絶対根は悪くない人なんだろうなと、若干ほっこりしました(笑)
疑惑のキッカケ
死骸を持ち込んでるのでは?と思うようになったきっかけは、これまた退治のみの深夜に業者を呼んで、後日対策の依頼でした。
その深夜に呼んだ業者。話を聞くと「私はプロですので100%見つけて退治します」と言っていたそうです。
そのお客様はとにかくゴキブリが嫌いで、業者が来るまでも、ゴキブリを探している間も玄関の外に居たらしいのです。
数分で「退治できました!」と業者は出てきて、ティッシュに包んだ死骸を「確認しますか?」と手を前に出してきたので、ブルブルブルブルっと丁重に断って、確認はせずに落ち着きを取り戻したそうです。
その話を聞いて「本当にそのティッシュの中に死骸があったんですかね?(笑)」とか冗談で言ってみると、駆除後の部屋の様子を伝えてくれて、1Kのマンションでしたが、キッチンではなく、部屋の方で見つかったと。
で、部屋の入口付近には大きなクッションがあって、そのそばに居て退治したと。
で、そのフローリングには、殺虫スプレーがベットリ付いていたと。
ちなみにお部屋はとてもきれいにされていて、物も少なめ。床面も多く見えて、清潔な感じ。
これらの情報に、冗談が疑惑に変わるだけの違和感がありまして。
まず、ゴキブリは非常に警戒心が強いです。物が少な目のフローリングの上を、駆除業者が居るのに普通に歩くか?
電気を点けた直後ならわかりますが、それなら逆に1分もあれば完了します。
大きめのクッションの裏に隠れていて、クッションをどかしたところで出てきたということはあるかもしれません。
しかしこの場合は、床に殺虫スプレーがベットリのほうに違和感がありまして。伝え聞くところによりますと、1メートル弱の範囲でベットリ付いていたとのことなのです。
殺虫スプレーが床にベットリ付くというのは、ノズルの先端を10数センチまで近づけたときにそうなりますが、それはもう仕留めの最後の瞬間だけなんですよね。
1メートル弱の範囲でベットリ追いかけてたらそれはプロの仕事ではないし、仮にそんな跡を残してしまえば、自分ならアルコールできれいに除去して帰ります。
なので、持ってきた死骸をティッシュに包み、殺虫スプレーをわかりやすく床面に吹き付け、あたかも必死に退治した感を演出しているのでは、、と、ここで初めてこの仮説が湧いてきたわけです。
まとめ
決定的な根拠はないので、陰謀論に近い仮説ですし、仮に死骸を持ち込んでるとしてもまずはしっかり探してくれるだろうし、ボッタクリの範疇ではないと思います。
が、見つからなかったら見つからなかったで薬剤の処理をしておくとか色々ある中で、それをせずに見つかったことにして帰るのはちょっと良心の呵責が、、
仮にあとから出てきたとしても、「もう1匹居たのですね」と言い切ってしまえばなんとかなるでしょう。
今回は完全に仮説であり、妄想の範囲ですし、これが本当だとしても被害があるわけではありませんが、ウソはいかんですね。ウソは。。
死骸の確認をしてほしい記事でも書きましたが、気持ち悪いのは一瞬ですので、極力死骸の確認をして、より安心を得るのが吉かと思われます。
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